平成26年10月号外(2)

前回の続きです。
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"災害が発生しても安心できる"地域づくりに向けて

"六実発"の避難所運営会議が、市内全域に展開されます!


東日本大震災の記憶も新しいところですが、昨今では集中豪雨や竜巻による災害も多発しております。このことからも、防災対策の重要性は日々高まっていると言えます。
災害時にも慌てず、安心できる基盤づくりのためには、なにが大切でしょうか?
私は、行政の仕組みづくりはもちろん、なにより実際に災害に直面する地域住民の皆さまの意識の高まりが大切だと考えます。
そのような中、昨年より六実三小学区でスタートした避難所運営会議は、災害発生時の避難所運営を地域住民と市役所、小学校が一体となり考える、とても先進的な取り組みです。この会議は今年度より六実小学校区でもスタートし、六実二小学区でも今年度中に開催予定です。
私はこの試みを市内全域に展開したいと考え、平成26年9月の定例議会で質問をしました。回答内容より、市役所はこの会議体を重要な先行事例として認識しており、今後市内全域に広めていく予定である事がわかりました(上表参照)。
地域住民の皆さまのご尽力により、市政をより良い方向に発展させることができました。
 
 
 

まだまだ足りない市の防災体制、その改善が私の使命です!

避難所運営会議には設立当初から協力させていただきましたが、地域住民の皆さまの意識が醸成される一方で、行政の抱える問題がいくつも顕在化しました。
残念ながら、現時点における松戸市行政の防災体制は、まだまだ十分とは言えない状態であるというのが私の抱く認識であり、同時に強い危機感を感じております。
 
冒頭でも申し上げた通り、防災対策は待ったなしの課題です。
松戸市を”いつ災害が発生しても安心できる”地域にすることは、避難所運営会議を立ち上げ、松戸市防災体制の現状と課題を認識した私の使命です。
今後、各地域での避難所運営会議を維持発展させるとともに、市の抱える問題や課題の解決・改善に邁進して参りますので、今後とも皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。

 
この記事はpdfでもご覧いただけます→→石井いさむ市政報告(平成26年10月号外)