四日市市・豊田市視察

11月の7日と8日を使い、教育経済常任委員会の視察に行って来ました。
四日市では《アグリクリエーター創生事業》について商工農水部農水振興課の職員の方から説明を受け質疑をさせて頂くかたちで勉強してきました。
この事業を簡単に説明すると、以下の通りとなります。

・目的

  • 農業の担い手農家の支援・新規就農者支援(企業の参入)・遊休農地対策
  • 地産地消、食育推進、食の安全安心

・上記目的を達成するため、市が補助金等でバックアップ

職員の方々は、継続に自信をもたれていました。松戸市としてもたいへん参考に出来る事業だと思いました。



次に豊田市に電車で2時間以上の移動。移動中にイラストが描かれている珍しい防災倉庫を発見。とっさにカメラをだして撮影をしたのですが上手く写りませんでした。
途中で乗車してきたご老人と談笑。その会話の中で教えていただいたのは、四日市は雪がよく降るそうです。また海がきれいになり海水浴やハマグリ・アサリの養殖が盛んになったそうです。お茶の生産も多くかぶせ茶として出荷していて私のイメージ石油コンビナートの街だけではないことが良くわかりました。
余談ですが、その方は市長と仲良しだそうで、「あの方は立派で良い方だよ。会ってきたかい?」と言われ、いいえと答えるとそれは残念だと。私たちの市長も、市民からそう言われているといいのですが・・・。
ご老人は、これから会社時代の友人と名古屋で会うそうで、終始にこやかでした。「楽しんできてください。お話をさせていただきありがとうございました」とお礼を言って名古屋でお別れをしました。


名古屋からは地下鉄で豊田市へ。次の日に市役所で地域自治システムについての説明を受けました。
説明をうけての感想ですが、広域合弁を受けての事業だそうで(地域事情の違いにより地域の課題も異なるための事業)松戸市長が導入しようとしているプロジェクトとは異なるんじゃないかなあ、というのが率直な感想です。
今後、松戸市が長年積み上げてきた地域振興をより発展させるアイデアとしてはいいのですが、これには地域の理解が必要ですし、執行部が研究を重ねていかなければ難しそうで、急いて導入してしまうと有効活用できない可能性が高そうです。